
丹波亀山城ー失われた城の姿と城下町ー展に協力しています
亀岡市文化資料館で、8/5(火)から開催されている『丹波亀山城展』では、本学が寄贈した鯱瓦(しゃちほこがわら)が展示されています。
鯱瓦の来歴や、療病院(現京都府立医科大学)で所蔵されていた当時の資料などを附属図書館から提供しました。
現在は城跡のみの亀山城ですが、天守閣を守っていた、迫力ある鯱(しゃちほこ)の姿をどうぞご覧ください。

第41回特別展 市制70周年記念・鯱瓦寄贈記念
丹波亀山城ー失われた城の姿と城下町ー
2025/8/5(火)~9/7(日) 月曜日休館
∟学芸員による展示解説8/17(日)・30(土)10:00~
亀岡市文化資料館 https://museums.city.kameoka.kyoto.jp/exhibition/8qut1iliu3/
天正5年(1575)明智光秀によって築かれた丹波亀山城は、慶長15年(1610)の天下普請により五十層塔型天守として整備され、以後幾度かの回収を経ながらも江戸時代を通じて在り続けました。
その後、明治維新を迎え、廃城令にともない亀山城の天守は取り壊されてしまいましたが、天守に掲げられていた鯱瓦は京都在住の個人に引き取られ、その後療病院(現府立医科大学)に寄贈されて現在に至ります。
本展示会では、その鯱瓦が、京都府立医科大学から亀岡市へ寄贈されることを記念し、亀山城廃城前後の城と城下町の歴史について紹介します。
講演会1「明治五年のお城と城下町 -『城郭巡視日記』を読む-」
2025/8/23(土)13:30~15:00
竹内 信氏(兵庫県立歴史博物館学芸員)
講演会2「城下町の瓦師花野氏と瓦師平岡氏の鯱瓦」
2025/9/6(土)13:30~15:00
西田 倫子氏(京都市埋蔵文化財研究所)